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グリーン・サステイナブル ケミストリー ネットワーク

第13回 GSC Student Travel Grant Award 受賞者決定

第13回GSC Student Travel Grant Awardは以下の方々に贈られることが決まりました。

2020年4月に開催された選考委員会により、下記の5名の方々が選考されました。
受賞者の方々にはこの賞の趣旨に則り、
8th Asia-Oceania Conference on Green and Sustainable Chemistry(AOC8-GSC; November 25-27, 2020; The University of Auckland)に参加し、発表をしていただきます。
(受賞者五十音順;敬称略)
Al2O3担持WO3触媒を用いたグリセロール脱水反応
東京都立大学  相原 健司

生物電気化学的エネルギー変換系の基盤構築と応用展開
京都大学  足立 大宜

多電子還元型ジフェニルビオローゲン誘導体とリンゴ酸酵素による二酸化炭素を原料とした有機分子のカルボキシ化に関する研究
大阪市立大学  片桐 毅之

有機光触媒を用いたジアルキルエーテル合成
金沢大学  渋谷 将太郎

ルテニウム分子触媒を用いた触媒的なアンモニア酸化反応
東京大学  戸田 広樹



第13回 GSC STGAの募集は終了しています

第13回 GSC Student Travel Grant Award
応募者募集

公益社団法人新化学技術推進協会 グリーン・サステイナブル ケミストリー ネットワーク会議(略称: JACI GSCN会議)は、第13回GSC Student Travel Grant Awardの候補者を募集致します。


これまでの受賞者はこちら


JACI GSCN会議では、地球環境・社会・経済的課題がグローバル化・複雑化する状況下で、より健康で豊かな社会の持続的発展を促進するために、2015年2月にGSCの定義・指針・事例を改訂しました。これまでの化学製品の製造を中心とする考え方だけでなく、消費者・産業・学・官・国等の枠組みを超えたグローバルな連携と協調によって諸課題を解決していこうとする、広がりを持つ概念としています。この考えは、2015年7月に開催されたGSC東京国際会議(GSC-7)において、東京宣言2015に結実しております。。


GSC Student Travel Grant Awardは、GSCの分野で優れた研究を行っている日本の大学院生を表彰し、さらにその学生が「GSC国際会議」又は「GSCアジア・オセアニア会議」に参加して国際的経験の中でGSCへの理解を深めるようにその参加費用の一部を副賞にて援助するものです。

今回の募集対象の会議は、2020年11月25-27日にAuckland, New Zealandで開催される第8回Asia-Oceania Conference on Green Sustainable Chemistry (AOC8-GSC)です。  奮ってご応募下さい。


募集要項[PDF版はこちら]

応募者の資格

以下の二つの条件を共に満たす者

応募対象となる研究成果

以下の二つの条件を共に満たすもの

GSCの推進・普及への貢献が大きい研究成果とは
  • GSCの目指す化学技術の確立と製品の創出のための、下記<GSCの事例>各分類に該当または類する、化学技術関連分野における、独創的なまたは長期的課題に対する先駆的な研究成果。
  ※GSCの目指す化学技術と製品
    化学製品の設計から原料の選択、製造過程、使用、リサイクル、廃棄まで、
    製品の全ライフサイクルを見通し、地球環境と生態系への負荷を小さくするとともに、
    安全・安心で豊かな持続可能社会を実現する化学技術・製品
  • 科学的基盤の分野における独創的な研究であって、上記1の技術開発の飛躍的展開を促す、新規概念・手法の開拓あるいは新規現象の発見または解析・解明に関する成果。


GSCの事例
  • 【低環境負荷生産に向けた資源消費最小化・反応プロセス高効率化】
①副生成物の発生量を低減する化学技術および製品
②CO2等の温室効果ガスや汚染物質の発生を抑え、環境負荷を低減する分離・精製・リサイクル
③CO2等の温室効果ガスの発生量、環境への放出量を低減する化学技術および製品
④省資源・省エネを実現する触媒および反応プロセス
  • 【安全・安心な生活環境に資する化学物質リスク低減】
⑤廃棄物の発生量を低減する化学技術、製品およびシステム
⑥有害・汚染物質の発生と排出を抑止する化学技術、製品およびシステム
  • 【エネルギー・資源・食糧・水問題の解決へ向けた取組み】
⑦低品位の熱源や非在来型資源等を利活用するための化学技術、製品およびシステム
⑧未利用エネルギー・資源を有効なエネルギーに転換して貯蔵・輸送する化学技術、製品およびシステム
⑨枯渇資源(化石資源、希少資源)への依存度を低減する、または再生可能エネルギー・資源への転換・貯蔵を促進する化学技術、製品およびシステム
⑩3R(リデュース・リユース・リサイクル)に貢献する化学技術、製品およびシステム
⑪食糧の生産・供給過程の高効率化、水資源の有効活用に資する化学技術、製品およびシステム
  • 【安全・安心・豊かで持続可能な社会実現のための長期的課題に対する先駆的取組み】
⑫社会的課題の解決(エネルギー・資源、食糧・水、防災・インフラ整備、運輸・物流、医療・ヘルスケア、教育・福祉等)のための、ICT等を活用した新しい社会システムの導入に貢献する、化学技術、新製品、および新形態のサービス
⑬環境への負荷を抑止しつつ社会や人の快適性の向上に寄与する化学・化学技術、新製品、および新形態のサービス
  • 【GSCの体系化・普及啓発・教育およびGSCの評価方法の確立・普及】
⑭GSCの体系化
⑮GSCの普及啓発・教育
⑯GSCに関する評価方法、ライフサイクルアセスメントの確立と普及


受賞者の人数

5名程度

表彰の内容

選考方法

選考委員会を設け、以下の観点から研究成果を評価する。

応募要領

① GSC Student Travel Grant Awards 申請・推薦書(様式1)[ダウンロードはこちらから]
② 研究の目的・意義
③ 本研究がGSCの進展に資すると考える理由
※GSCの事例16項目(詳細はこちら)のどれに最もよく該当すると考えるかをまず述べてから論旨を展開する。A4で1枚、しっかりと自らの言葉で記載すること。
④ 研究成果の内容(②、③、④合わせて、図を含めA4用紙4枚以内)
⑤今までの全ての論文、特許、学会発表のリスト
⑥上記④の研究成果に関連する資料のpdfファイル:論文、その他(特許の場合は公開以降のもの)
※応募者が著者として含まれる資料のみ。
※①~⑥の資料は電子ファイルとして下記「応募資料送付先」に電子メールで送付してください。電子情報化できない場合は、事務局にご相談ください。

応募締め切り

2020年3月2日(月) 17時

応募資料送付先

(公社)新化学技術推進協会 グリーン・サステイナブル ケミストリー ネットワーク会議 事務局


お問い合わせ先

公益社団法人 新化学技術推進協会
グリーン・サステイナブル ケミストリー ネットワーク会議 事務局
〒101-0051 東京都千代田区三番町2 三番町KSビル2F
TEL:03-6272-6880  FAX:03-5211-5920
URL: https://www.jaci.or.jp/  

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