環境技術部会 講演会 「CO2排出削減とCCSの動向」 ①追加の参加を受け付けます!(講演会会議室を大きくしました) ②講師が1名交代しました。内容は変更ありません。の詳細


申し訳ありませんが、受付は終了しました。


イベント名 環境技術部会 講演会 「CO2排出削減とCCSの動向」 ①追加の参加を受け付けます!(講演会会議室を大きくしました) ②講師が1名交代しました。内容は変更ありません。
日時 2013-01-11 13時30分~18時0分
場所 京都テルサ(京都市南区東九条下殿田町70番地 京都府民総合交流プラザ内) http://www.kyoto-terrsa.or.jp/access.html                      
概要   講演(1)1:30~2:30pm (受付は1時からです。)

  講師:影山 裕史 氏
      トヨタ自動車(株)有機材料技術部 有機材料室 主幹

  演題:「CFRP材料と自動車 -現状、課題と今後-」

  要旨:トヨタ初のCFRP車両のLFAも約半分の生産を終えた。CFRP
   材料の持つ一体成形性やデザイン自由度を取り入れることができ、軽量化
   だけでなく、剛性アップにも繋がった。開発には、航空やFF1の成形技術
   の自動化を基本とする自動車の生産ラインに取り入れるに相当苦労した。
   自動車用の革新工法もトライ。まだまだCFRPの位置づけを確保するに
   は課題も多く、今後は、お客様の声を解析しながら、CFRPを継続、拡
   大させるための技術開発、量産技術開発を更に進める必要がある。そのた
   めには、樹脂に期待されるところも非常に多い。

  講演(2)2:30~3:30pm

  講師:神尾 英治 氏: 変更になりました.
      神戸大学大学院工学研究科応用化学専攻 先端膜工学センター 助教
  演題:「CO2促進輸送機能を有する反応性イオン液体含浸膜の開発」

  要旨:近年、工業の発展に伴いCO2を主原因とする地球温暖化が深刻な問
   題となっている。この問題を解決するために、CO2排出源からCO2を
   分離回収することが望まれている。様々な分離技術のうち、膜分離法は省
   エネルギー、省スペース化を実現できる可能性がある。中でも、促進輸送
   膜(FTM)は化学反応を伴いCO2を透過するため、非常に高いCO2
   選択透過性を示すことが知られており、注目を集めている。しかし、促進
   輸送反応を起こすためには水蒸気が不可欠であり、適用可能な湿度範囲が
   限定的であるという欠点を持つ。現在、この欠点を解消し、あらゆる湿度
   のターゲットガスに対して機能するCO2分離膜の創製が望まれている。
   この欠点を解消するために、我々の研究室ではアミノ酸イオン液体
   (AAIL)に注目している。AAILは分子内にCO2キャリアとなる
   アミノ基を持つためCO2反応媒体として働くことができ、また常に液体
   として存在するためCO2輸送媒体としても働くことができる。加えて
   AAILはドライ雰囲気においてもCO2を吸収することができるため、
   ドライ雰囲気を含む広範な湿度条件で機能する革新的な促進輸送膜の創製
   が可能となるものと考えている。
   また我々の研究室ではゲルの機械的強度とイオン液体の非揮発性の双方の
   利点を有するイオンゲルに着目し、促進輸送機能を有するキャリア含浸イ
   オンゲル膜の創製について検討を行っている。ここではそのようなイオン
   ゲル膜を用いたオレフィン/パラフィン分離についても言及する。

  講演(3)3:40~4:40pm

  講師:下平 克己 氏
      グローバルCCSインスティテュート日本事務所総務企画担当課長

  演題:「世界のCCSの現状」

  要旨:地球温暖化問題の主要因が人為的なCO2の排出にあることは、現在
   の世界の共通認識である。IEAのEnergy Technology Perspective(ETP)
   2012によれば、世界の平均気温の上昇幅を2℃に抑制するために、
   CO2の排出量を2050年までに2009年比で半減する必要があ
   る。中国を初めとする多くの人口を抱える発展途上国のエネルギー消費の
   増大を考慮すると、先進国では、2050年までに80%の排出量削減が
   求められている。そのための方策として、需要側の高効率化による消費エ
   ネルギー量の抑制、再生可能エネルギーの開発が推し進められているが、
   エネルギー及び工業原料としての化石燃料の消費は続くと予想されてい
   る。この化石燃料の使用に伴い発生するCO2を分離回収し、主として地
   下に貯留する技術がCCS(Carbon Capture and Storage)であり、IEA
   -ETP2012においては、2050年における全削減量42Gtのう
   ち17%を担うものと期待されている。
   我々グローバルCCSインスティテュートは、2008年の洞爺湖サミッ
   トにおける、CCS推進の首脳決議を受け、当時のラッド豪州首相が設置
   を提唱、翌2009年に設置された豪州のNPO法人である。そのミッシ
   ョンのひとつにCCSの実用化と普及促進のための知識共有があり、毎年
   世界のCCS状況を取り纏めた報告書「The Global Status of CCS」
   を刊行している。当日は、2012年10月に発表された最新版から主要
   トピックスを紹介する。
参加費・懇親会費について   懇親会 5:00~6:00pm

  参加申込:新化学技術推進協会のホームページよりお申し込みください。
        http://www.jaci.or.jp 

  参加費: 当日受付でお支払いください。
       会員:無料(会員リスト:http://www.jaci.or.jp/member_group/)
       コラボレーションメンバー(主催技術部会登録の方):無料
       コラボレーションメンバー(上記以外の方):5,000円
       上記以外:10,000円
  懇親会費:無料

  お問い合わせ先:新化学技術推進協会 事業部 event@jaci.or.jp

  講演会の会場が「京都テルサ」ですので、ご注意ください。詳しくはhttp://www.kyoto-terrsa.or.jp/access.htmlをご参照ください。
募集人数 150 人